挑戦した後の失敗より、何もしないことを恐れろ!

失敗

「挑戦した後の失敗より、何もしないことを恐れろ」

この金言は本田宗一郎によるものです。

今の社会に改めて重い響きを持つ言葉なのではないでしょうか。

現代社会は、第一歩が踏み出しづらい環境にあるといいます。

格差社会が進行し、一度人生の「ルート」を踏み間違えてしまうともう戻れない

また、不安定な経済状況から一度安定した環境に身をおくと

それを維持するのに汲々となってしまう。

それが窮屈といわれる社会環境を作る要因となっているようにも思えます。

「後悔はしないでするよりやってからしろ」という言葉もありますが

それを、より深い意味で捉えた名言ともいえるでしょう。

挑戦した後の失敗、後悔は「挑戦した」とう事実が残ります。

それがひとつの経験となり

自分で実体験した貴重な「教材」としてその後に役立てることができるのです。

厳しい批判を受けた場合は次にそうならないように努力するモチベーションになります。

しかし何もしなければ「もしかしたらうまく行ったかもしれない」という思いが残るだけ。

そこから将来の展望は開けません。

ベストを尽くした上での失敗は、事前に思っていたほどダメージにならないもの。

また、一生懸命やっている人に対して、世の中の人は笑ったり馬鹿にしたりしないもの。

しかしいつも何もしないで終わってしまうと、自分で自分を笑うようになるでしょう。

この名言は単に失敗を恐れるな、という意味だけでなく、自分の殻を破れ

という叱咤の意味も込められているのではないでしょうか。

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