三社祭(東京/春5月/期間/歴史)

風情溢れる、東京都は台東区にある神社、浅草神社。

この神社にて行われる例大祭「三社祭」を、ご存知の方は多いかと思います。

毎年5月に行われるこの祭は、連休があけてほどない

5月第3週の金曜、土曜、日曜の3日間で行われます。

大きく盛り上がりを見せる祭なので、江戸三大祭りに入るかと思いきや

この祭は含まれてはいません。

これは、浅草神社は明治に入るまでは、浅草寺と一体だった

ということが影響しています。

神仏分離が行われてから、浅草寺と分離をして

浅草神社単体での祭となって発展をしたのですが

これは明治時代からのことなのだそうです。

現在、この祭は氏子の四十四ヶ町と浅草組合で構成がされている

「浅草神社奉賛会」によって運営されています。

江戸下町の風情を今も残した

勇壮で華やかな様子がこの祭りの特徴となっています。

町会毎に揃えた半纏をまとい

勇ましい担ぎ手達が威勢良くお神輿を担いでいきます。

浅草の町全体をお神輿が練り歩いていくのですが

その様子は圧巻、といっても過言ではありません。

下町情緒があふれている浅草という町並みの中で

多くの観光客やカメラマンでごった返す沿道を

神輿を担いで歩く江戸っこたちの姿は

やはり見ていて飽きるものではありません。

また、お祭りと浅草観光が同時に楽しめる

というのもポイントですね。

5月、東京観光に訪れた際には是非この祭を実際に見る

ということを強くオススメします。

また違った東京の一面を知ることが出来ますよ。

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