時間の守れん人間は、何をやってもダメだ!

時間の守れん人間は、何をやってもダメだ

同じことを言う人がたくさんいそうな名言ですが、もっとも有名なのが田中角栄

シンプルな言葉で人心を掴むのがうまかった人ですが、これはその典型的なものといえるでしょう。

この人が言うと本当に時間を守れない人がダメなように思えてくるから不思議です。

田中角栄の政治家としての生涯は、待ったなしの状況の連続といえるでしょう。

中国との国交回復がもっとも有名ですが、他にも経済成長による地価や物価の急上昇

小選挙区制の導入、ソビエト訪問など

国内外において現代日本史のターニングポイントとなるような出来事と次々と遭遇しました。

そんな待ったなしの状況下で活躍していた田中角栄にとって

時間にルーズな人間は耐えがたかったのかもしれません。

残念ながら現代社会にも時間にルーズな人間は少なくありません。

とくに現代は時間を守る感覚が薄くなっている印象があります。

携帯電話の普及で直前になって遅刻を報告できるようになったことで、時間を守ることに無頓着になっている風潮が見られます。

いくら事前に報告できるといっても約束を守らずに人を待たせることにかわりはありませんし

それは人の時間を盗む行為ともいえます。

時間は人間にとってもっとも大切なもの。

それを奪うことに対する罪悪感に無頓着な人間が多すぎるように思えます。

ちょっと極端な言葉ですが、日ごろ時間に遅れがち

しょっちゅう待ち合わせの際に相手に遅れると報告している人は、改めて自分の生活を見つめなおしてみるとよいのではないでしょうか。

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