祇園祭(京都/夏/期間/歴史)

祇園祭

はるか昔から、日本を代表する祭として親しまれてきた京都府の祭、祇園祭。

このお祭りに関しては、毎年その季節になると全国区のニュースでも

季節のイベントとして取り上げられることも多いため

見たことは無くとも名前を知る、という方は多いかも知れませんね。

京都の夏の風物詩とも言えるこの祭は、1ヶ月も続く長い祭である

ということはご存知だったでしょうか。

様々な美術工芸品で飾られた「山鉾」、と呼ばれるものが京都の町中を巡行する

「山鉾巡行」が祇園祭でのハイライトとなるのですが

この巡行の順番を決めていく「くじ取り式」や

山鉾に乗る稚児を決める…などのスケジュールがこの1ヶ月に進んで行きます。

やがて、山鉾が徐々に組立てられ、7月17日、メインの山鉾巡行がやってきます。

朝9時に四条烏丸を起点に出発をする山鉾の数々は、見ていて時間や夏の暑さを忘れるほどの美しさです。

ゆっくりとしたスピードで進んでいく山鉾の見どころは

交差点での方向転換による「辻回し」です。

路面に青竹を敷き、水を撒いて滑らせることで方向転換を行う様は見応えがあり

感動すら覚えるもの。もしも祇園祭を見たいと思われる方がおられましたら

この山鉾巡行を是非ご覧ください。

その優美で優雅な様は、日本の代表的な祭という言葉に偽り無し

とあなたもきっと思われるはずです。

祭の間、近隣では縁日の屋台も出て

浴衣でそぞろ歩きを行うカップルで賑わう様子もまた楽しいものです。

祇園祭、京都だけではない、日本の夏の風物詩と言っても過言では無いのではないでしょうか。

関連記事