山焼き(奈良/冬1月/期間/歴史)

花火大会と言うと、やはり!夏のシーズンに行われる

というイメージを持つ方が多いです。

夏という熱気のある季節の中

浴衣を着て花火大会に因んで出店を行なっている屋台を

冷やかしつつ花火が上がるまでの時間を堪能する

というような雰囲気を、想像する方もいらっしゃるかと思いますが

冬に行われる花火の行事がある

ということはご存知でしょうか?

その行事は、毎年1月に行われています。

場所は奈良県奈良市。

若草山、という山が奈良県には存在をするのですが

ここで行われる「山焼き」という行事の際に、花火が打ち上げられるのです。

山焼きの由来・起源については諸説あるようですが

それは俗説だったりして、本当の由来というものははっきりわかっていないようです。

毎年1月の15日前後に行われるこの山焼き祭典の際

大松明に点火をすると同時に若草山の上から花火が打ち上げられるのです。

昼のうちから花火の準備を山頂で行う

とのことで、この準備はかなり大変なようですね。

花火を打ち上げる場所周辺は、枯れ木などに火がついて燃え上がらないようにする為に

あらかじめ草木などを刈っておくそうです。

冬の澄んだ空気の中、山の上から打ち上げられる花火は

美しいの一言。

当日は、山頂に一般人が立ち入ることは出来ないのですが

周辺からその様子を見ると、奈良の美しい夜景をバックに鮮やかな花火が上がる様は

時間の概念を忘れてしまうほどの感動を

見る人の心に与えていきます。奈良の山焼きの行事

是非生で見てみることをオススメします。

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