世の中で一番楽しく立派な仕事は一生涯を貫く仕事を持つ 福沢諭吉
世の中で一番楽しく立派な仕事は一生涯を貫く仕事を持つということです
現代社会ではとりわけ重く、そして難しく聞こえるこの名言を残したのは福沢諭吉。
言わずとしれた1万円札の肖像、そして慶應義塾大学の創始者。
幕末から明治にかけて活躍。
いわゆる維新の志士や維新後の政治家たちとは一線を画し
おもに思想と学問の分野で世の中に大きな影響をもたらした人物です。
そんな福沢諭吉が残したこの名言にはどのような意味が込められているのでしょうか。
一生涯を貫く仕事を持つ。
現代社会の概念では終身雇用の職場に恵まれる、と捉えられがち。
しかしそれは短絡的な解釈に過ぎないでしょう。
現実問題として江戸末期から明治の頃にひとつの職場だけで生涯働き続けられた人はほとんどいないはずです。
この言葉にはもっと深い意味が込められているのでしょう。
立派な仕事とはおそらく「天職」のことでしょう。
この仕事が自分の天職、俺はこの仕事で一生やっていくんだ。
そう迷いなく言い切れる仕事を持つことができるか。
できればたとえば職場が破綻しても、リストラにあってもくじけずに次の職場を探すことができますし
「自分にはできることがある」と誇りを持って就職活動に臨めます。
それがないと「正社員として就職できるならどこでもいい」「とりあえず有名企業に応募してみる」といった姿勢になってしまいます。
またそれで就職することができたとしても「自分には合わない」「思っていた仕事と違った」など
といって不満を並べるようになってしまう恐れがあります。
自分が誇りに思える、また自分を誇りに思える転職を持て。
それがもっとも立派な仕事だ。この名言はそう言おうとしているのではないでしょうか。
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