自分の電話番号もわからないの?覚える必要などない アインシュタイン

天才・才能

「自分の電話番号もわからないの?」「調べられるものをいちいち覚える必要などない」

これはアインシュタインの名言。

相対性理論をはじめとした偉業で知られる物理学者だけに、頭の中にはさまざまな知識が詰め込まれていると思われがち。

もちろんその通りだったのでしょうが、その反面、自分の電話番号も覚えていないといった極端な面も持ち合わせていたようです。

ただ、この言葉は単なる彼の変人ぶりを伝えるだけで終わりません。

現代社会において深い意味を持っているように思えます。

現代社会は高度な情報社会。

ネットを利用すれば簡単に情報を得ることができるようになっています。

しかし、一方では深い知恵を身につけることがないがしろにされている面がないでしょうか。

本当に役立つ知恵、知識は自分の足で、頭で見つけ出したもの。

ネットで簡単に検索できるものは、たいていその場で役に立つだけで終わってしまいます。

ネット上で簡単に手に入る知識を丸暗記して、物知り顔で吹聴している人を見たことがないでしょうか。

丸暗記するのはある意味すごいといえばすごいのですが、そうした知識は他の人が調べても簡単に手に入れることができます。

本当に必要なのは自分の意見、自分の考え。

入手した情報を基に自分で築き上げた理論や意見なのでしょう。

現代社会は、その大切なものを忘れかけているように思えます。

アインシュタインのこの名言は改めて必要な知識とはなんなのか、知識とどう向き合えばよいのかを教えてくれているように思えます。

アインシュタイン

アルベルト・アインシュタイン[1] (Albert Einstein 、1879年3月14日 – 1955年4月18日)は、ドイツ生まれのユダヤ人の理論物理学者。
特殊相対性理論及び一般相対性理論、相対性宇宙論、ブラウン運動の起源を説明する揺動散逸定理、光量子仮説による光の粒子と波動の二重性、アインシュタインの固体比熱理論、零点エネルギー、半古典型のシュレディンガー方程式、ボーズ=アインシュタイン凝縮などを提唱した業績により、20世紀最大の物理学者とも、現代物理学の父とも呼ばれる。特に彼の特殊相対性理論と一般相対性理論が有名だが、光量子仮説に基づく光電効果の理論的解明によって1921年のノーベル物理学賞を受賞した。



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