私は天才ではありません。ただ、人より長くひとつのこと アインシュタイン

それは失敗じゃなくて、その方法ではうまくいかないことがわかったんだから成功なんだよ

私は天才ではありません。ただ、人より長くひとつのことと付き合ってきただけです

アインシュタインの言葉です。

世の中で天才と称される人間はみな同じようなことを言います。

「わたしは天才ではない、努力を重ねてきたから今の自分がある」といった言葉を。

それは半分事実であり、事実ではないのでしょう。

どの分野でも頂点に立つためには絶対に才能が必要だからです。

こうした言葉は、自分が才能に頼っているわけではなく、生まれ持った才能を伸ばすために大変な努力をしているのだとの自負が込められているのではないでしょうか。

ただ、アインシュタインがこの言葉を言うと説得力があります。

彼は子供の頃はひどい劣等生で、周りの大人は将来を心配したというエピソードがあります。

場合によっては「ぼくは何をやってもうまくいかない人間なんだ」と腐ってしまい、何もなしとげられずに終わっていた可能性もあるわけです。

しかし、彼は自分の進むべき道を見つけ、その道をまい進することで誰にもたどり着くことができない領域に達しました。

まさに「人より長く」続けきたからこそ偉人アインシュタインがあるわけです。

ひとつのことと付き合い続けるのはじつは大変です。

途中で飽きたり、挫折することもあるでしょうし、仕事や家庭などの都合で続けるのが難しくなってくるケースもあります。

しかし、それを乗り越えて付き合い続けることでたどり着ける領域も確かにあるのでしょう。

天才ではないわたしたちだからこそ、この名言は深い意味を持って聞こえてくるのではないでしょうか。

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