青森ねぶた(青森/夏8月/期間/歴史)

青森ねぶた

東北の夏の祭、と聞くと1番に思い出すものは

やはりねぶた祭なのではないでしょうか。

青森のねぶた祭は、歴史上の起源から考えると実に約1500年の歴史があるものとなり

日本でも一、二を争う伝統的な祭と言っても過言では無いのではないでしょうか。

青森ねぶた祭の起源としてよく知られていたのは

坂上田村麻呂が、蝦夷征討の際、敵を油断させておびき寄せる作戦の一つとして

大燈籠・笛・太鼓ではやし立てたことが由来となっているものでした。

しかし、現在は史実と比較をしてもこれは伝説の中の話なのではないか

という見方も強く、現在は、日本全国に存在している土着の七夕祭り

眠り流しの行事(禊祓い)が変化したものなのではないか?

というものが主な起源の考え方になっているようです。

祭に登場する「ねぶた」は、製作に3ヶ月もの長い時間を必要とします。

ねぶたは、ねぶたを作る「ねぶた師」によって製作されます。

昔は竹で骨組みを作って製作をしていたねぶたですが

現在は針金を用いて骨組みを作り、そこに紙を貼って作られています。

このねぶた1体にかける費用は総額約2000万円。幅9m・奥行き7m・高さ5m、重さは台車も含めると実に4トン。

これほどの大作が20体以上、街中を練り歩いて行くのは圧巻です。

もし東北へ夏、足を運ぶことがあれば是非このねぶた祭を見に行ってみてくださいね。

ねぶた囃子の音楽に浸りながら、美しいねぶた達を堪能することをオススメします。

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