不自由を常と思えば不足なし
不自由を常と思えば不足なし
徳川家康の言。
彼が残した言葉だからこそ名言になりうる面もあります。
そして、現代社会においてこれほどシンプルで深い意味がこもった言葉も少ないのではないでしょうか。
徳川家康は、とにかく不自由な環境に晒された生涯を送りました。
少年時代の今川家での人質生活、その後の織田信長の「同盟者」としての人生
その時期の我慢があったからこその最後の江戸幕府開府となったわけです。
おそらく家康は、不自由な環境に晒されるたびに、この言葉を自分に言い聞かせていたのでしょう。
豊かで便利になった現代社会、日常生活を生きていくのに不足するものが少なくなったにもかかわらず
それが原因で不自由を感じるケースが多くなっています。
「あの人はこんな生活をしているのにわたしはできていない」「みんな○○を持っているのに自分だけ持っていない」などなど。
自分が不足しているかどうかではなく、周りの人と比べてどうかばかり考えてしまい
結果的に自分は不足した生活を送っていると思い込んでしまうのです。
改めて日常生活を見直してみましょう。
生きていくのに不足しているものがどれだけあるでしょうか。
また、今自分に不足していると思っているものを確認してみましょう。
自分にとって本当に必要なものでしょうか。
落ち着いて考えてみると不足していると思っていたことが笑ってしまうほど必要ない
ということも少なくありません。
まして人生はとかく不自由なものと踏まえておけば不足を感じることなど
ほとんどないはず。
モノで溢れた現代社会だからこそ大きな意味を持ってくる名言でしょう。
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