戦に勝てるかどうかと兵力は必ずしも比例しない 織田信長

戦術

戦に勝てるかどうかと兵力は必ずしも比例しない。比例するかそうでないかは戦術、つまり自身にかかっているのだ

これは織田信長の言。

これは、人生の大きなターニングポイントとなった桶狭間の戦いで、まさにこの言葉を実践するような勝利を収めています。

もともとこの言葉にあるような信念を持ってあの戦いに臨んだのか

あるいはあの戦いの勝利をきっかけに、こんな考えを持つようになったのかは定かではありませんが

考えさせられる深い言葉ではあります。

兵力を財力に入れ替えれば、現代社会にもそのまま通じるでしょう。

大企業が圧倒的な財力で事業を拡大していく一方

中小企業が苦戦を強いられている状況。

強いものがますます強く、弱いものはますます苦しくなる時代とも言えます。

しかし、物事はそれだけでは決まらない。

信長のこの名言はそのことを言い表しているように思えます。

生まれのいい、財力に恵まれた人はよい教育を受け

幸せな人生を送ることかできる。

一方財力がない家庭に生まれた人は教育環境にも限界があり

頑張っても報われない人生が待ち構えている。

そんな風潮さえある世の中。しかし、財力、生まれ持った環境がその人を決めるわけではなく

環境をどれだけ活かすかは、ひとりひとりの能力ややる気にかかっています。

どんな恵まれた環境に育っても立派に成長しない人はたくさんいます

恵まれない環境から、苦労に苦労を重ねて成功を収める人もいます。

信長の生き様は、わたしたちに心強い力を与えてくれるのではないでしょうか。

関連記事