謙信公祭(新潟/8月/期間/歴史)

日本の歴史の中で、最も歴史ファンが多いのは

幕末の新撰組などの頃と並んで、戦国時代だと言えるのではないでしょうか。

地域に根ざした武将が多く、その武将が何を成したか

ということを、例えば、その土地に行って史跡を見たり

また、その武将にちなんだ祭に参加をすることで

感じることが出来るので

当時の武将の考えなどを汲みやすいとも言えます。

武将に因んだ祭の中で、現在も大きな盛り上がりを見せている祭は

新潟県上越市にて、毎年8月の中旬や下旬に行われている「謙信公祭」です。

この祭は、1926年に、当時の高田市、直江津市

春日村(現在の新潟県上越市)からの各青年団が主催をして

戦国時代の名将である、上杉謙信をしのぶ目的で始められた祭なのです。

この祭が開始をされた時からは、地元の住民が中心となって参加を行う

「地域の祭」であるに過ぎなかったのですが

2007年にNHKにて放映された、大河ドラマ「風林火山」に伴って

このドラマで、上杉謙信役をになっていたGacktが

祭における上杉謙信役として参加をしてから

この祭は戦国時代ファンを中心として

全国から注目をされる祭となりました。

戦への出陣の儀式を再現する「武てい式」や

鎧兜に身を包んだ武者が春日山周辺を

練り歩く「出陣行列」に「川中島合戦の再現」など

歴史ファンにはたまらない内容となっている謙信公祭。

戦国時代ファンのみならず

新潟県を夏に訪れた方は、是非とも見ていただきたい祭の一つとなっています。


謙信公祭1

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