長岡京ガラシャ祭(京都/秋11月/期間/歴史)

歴史上の人物というものは

その人物が住んでいた土地と非常に深い縁があります。

ですから、現代においても、戦国時代の武将や

他、歴史上の人物になぞらえて祭礼を行う、ということがしばしばあります。

また、その人物が没したと言われている日にちが判明している場合は

その日を命日として法要を行う祭というのも存在します。

京都府で、そんな歴史上の人物とゆかりのある土地があり

そこでは毎年11月に祭礼が行われています。

京都府長岡京市で行われている「長岡京ガラシャ祭」というものです。

京都府長岡京市は、市内の全域が長岡京跡に覆われており

また、多くの古墳や神社仏閣・城址が存在していることでも有名です。

細川ガラシャ、という人物は、そんな長岡京市に細川忠興の妻として嫁いで来ました。

明智光秀の娘、としても歴史上では有名ですね。

この祭は平成4年11月に第一回が行われました。

この祭では、時代衣装を身につけた約1000名の市民たちが

地元の小学校~ガラシャがいたと言う勝竜寺城公園までの約2.7キロを練り歩いていきます。

この行列には、細川ガラシャは勿論、明智光秀、明智熙子、細川藤孝、なども登場します。

彼らは市内の公募で募集され、選ばれた方が彼らに扮するのです。

行列の他にも、ステージイベントや屋台などで楽しむことが出来る祭で

小規模ながらも面白い祭・イベントとなっています。

秋の折、長岡京市を訪れることがあれば

是非一度この祭に参加をしてみることをオススメします。

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