絶対は絶対にない!織田信長

パズル

絶対は絶対にない

これは織田信長の言葉。

彼の人生は、まさにこの言葉に集約されるといってもよいのではないでしょうか。

今川義元の大軍と対峙した桶狭間の戦いは「絶対に勝てない」といわれた状況下での大勝利でした。

この戦いで彼の戦国大名としての人生がはじまったといってもよいでしょう。

そして本能寺の変。

もはや天下人への道を阻む者などいないと思われていた状況下でのまさかの明智光秀による離反劇。

戦国大名、織田信長の生涯は絶対が絶対にないことを証明するためのものでもあったのです。

絶対は絶対にない。

これは口にするだけで、肝に銘ずるだけでも大きな意味があるように思えます。

人間は知らず知らずのうちに自分に制約をかけてしまうもの。

「これは自分には絶対に無理だ」「自分には絶対に合わない」こうした考えが自分を縛り付けてしまい

本当に「絶対に無理な」状況にしてしまうこともままあるのです。

人間に対する苦手意識、新しいことをはじめることへの躊躇いなど。

無理だ、苦手だと思っていたことをやってみたら意外に簡単だった、楽しめたという経験がある人も多いでしょう。

この信長の名言はただ絶体絶命の環境に追い詰められたときに意味を持つわけではありません。

わたしたちの日常生活のさまざまな場面において役立つはずです。絶対に無理、と決め付けてしまう前にまずやってみる。

一歩を踏み出してみる。やってみて無理そうだったらそのうえで自分には「向かない」と判断する。

その姿勢が大事に思えます。どんなことでも絶対は絶対にない。

言い聞かせるだけでも心が軽くなるように思えるのですがどうでしょうか。

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