阿波踊り(徳島/夏8月/期間/歴史)

阿波踊り

四国の祭で有名なものは?と問いますと

徳島県の阿波踊り、と答える方も多いのではないでしょうか。

この阿波踊りは、徳島県を発祥とする盆踊りです。

日本三大盆踊りのひとつともされていて

その唄についても、全国区レベルで有名になっています。

阿波踊りは、三味線、太鼓、鉦鼓、篠笛などの2拍子の伴奏に乗りながら

「連」と呼ばれる踊り手の集団が、踊り歩いて行きます。

おなじみの

「えらいやっちゃ、えらいやっちゃ、ヨイヨイヨイヨイ、踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らな損々…」

などの唄で踊っていきますが

この他にも「ヤットサーヤットサー」などの掛け声を多用したり

他の独自の掛け声、というものも存在します。

また、阿波踊りの本場は徳島県ですが

徳島県や徳島県人会の指導によって

「東京高円寺阿波おどり」や「南越谷阿波踊り」などの、催しも各地で行われており

徳島県外でも、阿波踊り本流の伝統を受け継ぎつつ

その規模を、大きいものにしていっています。

阿波踊りは、性別によってその踊り方が違うのも特徴の一つです。

半天や浴衣を着て勇壮に、時には滑稽に踊るのが男踊り

女物の浴衣を着て編笠を深く被り、下駄を履いて艶っぽく踊るのが女踊です。

男女、と性差を書きましたが、ジェンダーフリーになりつつある今は

男女の性別に関係なく、男性もこの女踊りを踊ることが可能になっています。

明るく、楽しく、そして少し色っぽい雰囲気の漂う阿波踊り。

あなたも連に混じって踊ってみると楽しいかもしれませんよ。


阿波踊り1

阿波踊り2

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