生子神社の泣き相撲(栃木/秋9月/期間/歴史)

「泣き相撲」という相撲があります。

この相撲の主役は、テレビの放映で知られているような屈強な力士ではなく

1歳前後の幼児なのです。

幼児達が土俵に上がり、その泣き声を競う、というものなのですが

これは各地の神社で行われており

その様子は各地の風物詩としてテレビのニュースなどでよく取り上げられていることでしょう。

その中でも特に有名とされているのが

栃木県鹿沼市に鎮座する神社、生子神社で行われる泣き相撲です。

毎年9月の19日直後の日曜日に行われるこの泣き相撲。

力士と行司に扮するのは氏子から選出された方。

境内にある「ミタラセの池」で身を清めた後、境内に設けられた土俵に上がった後修祓を受け

それから相撲の取り組みが始まります。

行司が東西に別れた幼児を呼び出すと、東西の力士たちが

白いハチマキをして服を着ている幼児を抱いて土俵に上がり

対面をさせます。

行司の軍配を合図に「ヨイショ、ヨイショ!」と

掛け声を掛けながら幼児を頭上高くゆすり上げるのですが

これによって先に泣いた幼児を勝ち、とする、というものなのです。

子どもたちにとっては迷惑?とも言える祭ではありますが

幼児たちが可愛い声を上げて泣く姿は愛らしく

その相撲の取り組みの様子を見ているだけで

きっととてもほほえましく感じることでしょう。

赤ちゃんの健康と成長を祈願するものでもあるこの祭は、他の祭と比べて愛らしく

ほのぼのとした雰囲気をまとっています。

是非一度ご覧になることをオススメします。

関連記事