人の一生は、重き荷を背負うて遠き道を往くが如し
人の一生は、重き荷を背負うて遠き道を往くが如し
これは徳川家康が残した名言です。
いわずと知れた徳川幕府の創始者!
日本の歴史上例をみない平和と繁栄の時代をもたらした人物です。
250年もの長きに渡った江戸時代!
世界史上においても特筆すべき時代と言われています。
何ひとつ欠けることなく生涯を終えたとも思える彼の名言がこの言葉。
思えば、徳川家康の前半生は我慢の連続でした。
織田家と今川家に挟まれ、少年時代は今川家の人質として過ごす日々。
そして、戦国大名として独立した後も織田信長を支え、時には忍従する日々。
信長の命令で最愛の息子信康を切腹に追いやった出来事は
彼の心に大きな傷を残したと言えます。
そして最終的に掴んだ栄光。
彼の一生はまさに重き荷を背負いながらのものだったのでしょうし
ようやくたどり着いた頂点の座はまさに「遠き道の果てにたどり着いた」だったのでしょう。
これはわたしたちの人生においても同様です。
誰でも楽になりたい、先行きの不安がない安定した環境で暮らしたいと思うもの。
しかし、それが心の隙間をもたらしてしまう恐れもあります。
苦難に晒された際に宗教や霊感商法などに
騙されてしまうのは、典型的なケースでしょう。
道が遠いとは逆に言えばゴールにたどり着くまで何度でも立ち止まり
休息し、やり直すことができることを意味しています。
重き荷を投げ出したり、不用意に人に委ねるのではなく
何度も挫折しながらも自分で背負い、歩いていく。
その心構えが必要なのかもしれません。
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